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2012年11月16日 (金)

「北斎ー風景・美人・奇想ー」大阪市立美術館

大阪・中之島の国立国際美術館で「エル・グレコ展」を見終わり、天王寺公園内にある、大阪市立美術館へ、「北斎」を見に行きました。(画像はクリックすると拡大します)

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地下鉄で、四つ橋線「肥後橋」駅から御堂筋線「天王寺」駅へ移動です。チケットは、招待券やら団体割引券が手に入ったので、交通費が一番高くつきました。(笑)

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大阪市立美術館は、天王寺公園の中にあるので、まず、公園内に入らないと行けません。

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公園内には、庭園や島津家の屋敷跡、天王寺動物園も有り、綺麗に整備されていました。

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秋を感じながら、公園内をぶらぶら歩いて、美術館に向かいます。

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大阪のシンボルの一つ、通天閣(つうてんかく)も見えますね。

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15分ほど歩いたら、大阪市立美術館に着きました。

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ふり向くと、通天閣がそびえていました。

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では、入場します・・・。

【解 説】=図、文ともチラシより=

世界的にもその名を知られ、モネやゴッホら印象派の画家たちにも影響を与えたとされる浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)。
雄大な赤富士や逆巻く大波、肉筆画に描かれた佳麗な美人たち、さらには『北斎漫画』に描かれたユーモラスな人物など、北斎は現代の我々をも魅了してやみません。

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本展では、「風景・美人・奇想」という三つの視点により、北斎の作品をご紹介します。
第1章「風景」では、最もよく知られた「冨嶽三十六景」シリーズを中心に初期から晩年の風景画を、第2章「美人」では、肉筆画や摺物などに描かれた北斎の佳麗な美人たちの変遷を、第3章「奇想」では、ユーモラスな作品や見る人々を驚かせる作品など北斎の多彩な世界をご覧いただきます。
また、特集「大坂と北斎」のコーナーを設け、一般にはほとんど知られていない大坂との関係についてもご紹介します。

【大坂と北斎】

今から約200年前、北斎が大坂を訪れたと考えられています(一説に文化9年[1812]および同14~15年頃)。
確かな証拠は見つかっていませんが、北斎が描いた『北斎画式』という絵手本が大坂の版元を中心に出版されたり、北州や北敬といった大坂の浮世絵師たちが北斎に弟子入りしたりしていることからも、北斎が来坂した可能性はかなり高いと言えるでしょう。
本展では、北斎の来坂をうかがわせる資料や大坂ゆかりの弟子たちの作品などを展示し、北斎と大坂のつながりについてもご紹介します。

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重要文化財に指定される「二美人図」(MOA美術館)や「潮干狩図」(大阪市立美術館)をはじめ、肉筆画・版画・版本など約370件が展示されるこの機会に、ぜひ北斎をお楽しみください。

と言うことで・・・

入場したのは午後2時頃でしたが、美術館を出たのは4時過ぎでした。さすがに疲れました。

朝10時過ぎに家を出て、午前中に「エル・グレコ展」、移動をはさんで午後からは「北斎」を見て、家に着いたのは夕方6時を回っていました。

美術館は平日でも満員だし、大阪の北から南へ移動したので、それだけで疲れましたが、芸術の秋を堪能してきました。

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コメント

トラさん、こんばんは!night 昨日は西洋絵画で今日は日本画と
二日続けてブログで楽しませて頂き、有難うございます^^

今回の葛飾北斎展も臨場感のあるブログで、とても楽しかったです!
最初にパンフレットを見て、公園に入ったら菊の写真cameraも綺麗やし
後ろ振り返ったり、美術館の入口が出てきたら「では、入場します・・・」
ときたから^^まるでバーチャル美術鑑賞会みたいで、解説は本格的やし
ほんと楽しませて頂きましたnote

空模様さん、こんばんは
いつも有り難うございます。
この北斎は、370点以上の出展で、しかも小さなものもたくさんあったので、時間がかかりましたが、堪能しました。
Blogに、北斎の絵をたくさん載せれば良いのですが・・・。

本の感想ばかりじゃ面白くないので、美術館巡りを、二日に分けて掲載しました。

トラさん、午前と午後とどちらも渾身の作を見られたのは
素晴らしい一日でしたね。
しかし、疲れた~~と言うのは分かる様な気がします。
私も美術館へ行くと、かなり集中して見ているのか、
あとでドッと疲れが出るのを感じます。
画家が精神を集中して、謂わば魂を吐き出したようなものに触れると
確かにパワーも貰いますが、きっと吸い取られているのもあるかもです。
でも、菊花展と言い、紅葉と言い、良い一日でした。

ミルフィーユさん、こんにちは
いつも有り難うございます

そうなんですよね。
繊細な筆使いをしっかり目にしようとすると、目も頭も身体も疲れてしまいます。
でも私みたいに、絵が分からない者でも引きつける筆力はさすがですね。
本当に、堪能した・・・と言う一日でした。

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